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がん治療のパラダイムシフトを牽引するジェノダイブファーマ株式会社

一般社団法人日本臨床プレシジョンメディシン研究会が主催する『第2回JCPMセミナー』が開催されました。
このセミナーに登壇した日本を代表するゲノム医療・ゲノム解析の先駆者、ジェノダイブファーマ株式会社(以降、ジェノダイブファーマ)をご紹介します。

ジェノダイブファーマ株式会社 代表取締役社長
細谷 繁

「ゲノム多様性を手掛かりに安全な未来を」を理念に

ジェノダイブファーマは、2002年に東海大学の医学部長であった猪子英俊博士によって設立されました。現在、本社を本厚木に置き、沖縄にラボを構えています。

ジェノダイブファーマの主な事業領域は、HLAタイピング事業、リキッドバイオプシー事業、そしてライセンス事業の3本柱です。特に、「HLAタイピング」はジェノダイブファーマのコアコンピタンスとなっています。

HLA(ヒト白血球抗原)は、4万種類あるとされ、最初に白血球で発見された抗原です。通称「白血球の血液型」とも呼ばれ、移植における免疫応答に深く関与しています。異なるHLA型の臓器を患者に移植すると、その臓器が拒絶される可能性があるのは、HLAの機能によるものです。
この抗原は、人類遺伝学や臨床現場の分野で広く活用されています。最近ではiPSの生成過程での重要性も認識されています。

がん治療とパラダイムシフト

また、ジェノダイブファーマでは、患者さんから血液などの体液を採取して、その中に含まれるがん細胞やがん細胞由来のDNAを解析する「リキッドバイオプシー」のサービスを展開しています。
このリキッドバイオプシーによって、現在、がん治療の臨床現場では、パラダイムシフトが起こるだろうと予測されています。従来の手術や放射線、化学療法から、第4のがん治療=プレシジョンメディシンへの移行が期待されています。実際に、世界的には、すでにロシアなどでこのパラダイムシフトが進行しています。

このように、ジェノダイブファーマはさまざまな技術提供を通じて、がん患者さんに寄り添った医療発展と社会への幅広い普及に貢献しています。

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