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医療の現場の舞台裏をのぞいてみよう!医師の当直あるある「当直めし」事情

医師たちが担当する当直勤務は、予測不能な急患対応や長時間の勤務など、過酷な状況にさらされることが少なくありません。そんな中、食事も医師たちにとって重要な要素の一つです。
医師たちは当直勤務中にどのように食事を摂っているのでしょうか?
医師の当直めし事情に迫り、その舞台裏をのぞいてみましょう!

当直の食事も仕事の一環。当直めしの王道は「検食」

約50%の医師が「施設で提供される」食事を当直に食べていると回答

当直の食事といっても医師には大切な仕事のひとつのよう。その当直めしのスタンダードが「検食」です。
「検食」とは、病院で患者さんに提供される食事の安全性を確保するために、事前に試食を行うことを指します。医師たちは、患者さんが安心して食事を摂ることができるように、食事の品質や味を確認し、問題がないか検証します。

「施設で提供される」
以前当直していた頃は、検食という名目で入院患者の普通食が提供されていました、基本は今も変わってないと思います。自身が入院した体験とあわせると、これは元気な患者向けで、食べられるようになったら体調が回復したとわかるのはいつも感じます。
(60代 男性 勤務医 放射線科)

「施設で提供される」
出るけど、検食としての味見だけ。実際には持参していく。ファミマ・セブン・ローソン・ミニストップが通りすがりにあって、駐車場も広くて止めやすいので、当直のたびにどれにするか楽しみがある。
(50代 男性 勤務医 一般内科 呼吸器内科)

「施設で提供される」
検食が当直業務の1つでもあるかと思いますので、食事がでないということはないかと思います。ただ、病院によって味、量にかなり差がありますので、追加の食材をある程度持参しています。
(40代 男性 勤務医 一般外科 消化器外科 乳腺・内分泌外科)

外食や持参も一般的

一方で、医師たちは「院外店舗で購入する」「院内店舗で購入する」「弁当などを持参する」といった方法で当直めしを摂ることもあります。検食以外の食事を選ぶ理由として、病院で提供される食事の味や品質に満足しない場合や、自身の好みに合わせた食事を摂りたいというニーズがあるよう。外食や持参も、医師たちの当直勤務における一般的な選択肢となっています。

「院外店舗で購入する」
どこの病院の当直食も検食なので、あまり美味しい食事はないので、コンビニやスーパーの方が自分で選べるので買って持って行っている。
(50代 男性 勤務医 消化器内科)

「院外店舗で購入する」
概ね食事の提供はあるが、食事がプアだと、気持ちまでプアになりますので。プアなメニューの施設の場合は、たっぷり持ち込みます。
(50代 男性 勤務医 漢方医学 腫瘍外科 麻酔科 消化器外科)

「院内店舗で購入する」
デリバリーを頼みたいが、来た時に取りに行ける確証が無いからコンビニで済ませる。(研修医と一緒に頼んで取りに行って貰ったりしてたが、毎回お金がかかるからやめた。)
(30代 女性 勤務医 麻酔科)

「弁当などを持参する」
土日祝日は24時間勤務なので、3食分(昼食と夕食と翌朝食の分)を持参しなければなりません。その他の福利厚生環境も最低です。
(50代 男性 勤務医 呼吸器外科)

医師が患者さんのケアに集中するためにも、食事の品質や栄養価を考慮した当直めしの工夫は価値のある取り組みかもしれません。


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