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開業医と勤務医で大幅に異なる!学会参加意識

医療のフィールドにおいて、医師の学びは終わることなく、常に新しい情報や技術のアップデートが求められます。その一環として、多くの医師が学会に参加し、新しい知見を得たり、同業者との情報交換の場を持ったりしています。
医師の皆さんが、学会に参加している数やその目的などを聞いてみました!


約75%の医師が学会に参加!学会スタイルも多様化


コロナを経て、医療の学びの場も新しい時代に。
学会の形式も、従来の対面での会場開催に加えて、オンラインでの参加も可能なハイブリッド開催も増加。
この新しいスタイルは、特に遠方からの参加や、多忙な日々を送る医師たちにとって有益であり、参加しやすくなったという声も多くありました。

「1件」
年1回程度、専門医や認定医を維持するため、最低限参加しています。オンライン開催は現地に行かなくてもよいので仕事に穴を開けなくて済むことから助かります。現地開催は楽しみがあるのですが、久々に自分の専門の学会総会は現地開催なのに、懇親会がメタバースという意味の分からない状況なので、参加の意味を感じず今年は参加を見送りました。現地に行きたいという総会をぜひやってほしいです。
(50代 男性 勤務医 一般内科 漢方医学 総合診療 小児科 皮膚科)

「6-9件」
オンラインになって却って参加数がふえた。学会参加費補助も交通費分が不要になるため、純粋に「参加費」に充てることができて助かってます。
(40代 女性 勤務医 呼吸器内科 一般内科)

「10件以上」
現地参加しかなかったことに比べオンライン・ハイブリッド開催が増えて参加しやすくなりました。病院からの参加費支給もオンライン・ハイブリッド開催では現地参加と比べて上限がありません。
(50代 男性 勤務医 産婦人科)


「学会に参加していない」と回答した医師の割合、開業医は勤務医の約2倍に!

さらに興味深いデータが明らかになりました。それは、「開業医と勤務医の間で、学会への参加意識が大幅に異なる」というものです!
この背後にある要因や意識の違いとは?

開業医のコメント

「参加していない」
開業してから学会には全く縁がありません。よくないことと思ってはいるのですが。
(60代 男性 開業医 一般内科 家庭医療 小児科)

「2-3件」
大学主催で必ず平日にする学会ばかりで、平日診療を減らして売り上げを減らしてまで学会にそう何度も行けるものではない。コロナのおかげでコロナ期間はWeb開催が多かったが、今後無くされそう。せっかくWebミーティングが定着したのに、行かないくらいならWeb参加させてもらえる方が良いが。
(40代 男性 開業医 形成外科)

「4-5件」
オンラインでしか参加できないがオンライン参加出来る内に少しでも最新の知見を広げようと思って参加している。
(40代 男性 開業医 整形外科・スポーツ医学 一般内科)

勤務医のコメント

「2-3件」
後期研修医の頃は、発表が必須だったので年間5-10件くらい参加していました。医師歴10年を超え、発表機会が減り参加も減りました。参加費が高いことがネックになっています。
(30代 女性 勤務医 産婦人科)

「2-3件」
子育てしているので、ハイブリッド開催は本当にありがたいです。なかなか泊りがけで学会参加することはできないので、今後もハイブリッドを継続していただけたら助かります。
(40代 女性 勤務医 循環器内科)

「1件」
Webで内科学会総会に参加します。現地に行くと観光や食事など誘惑があり参加時間が短くなりがちですが、WEBだと長く聴講できますし、良いと思います。
(40代 男性 勤務医 循環器内科)

今後、医師たちの学びがどのように展開していくのか、学会の在り方や医師たちのニーズにどう応えるべきかを考えるきっかけになりそうです。


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