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医師の開業舞台裏!知られざる開業エピソードに迫る

独立開業を目指している医師や悩んでいる医師にとって、一足先に開業した医師の動向は気になりますよね。
医師専用コミュニティサイト「MedPeer」にて、開業医に開業の形態や開業した年齢を調査しました。

約半数の医師が新規開業を選択!

医師に開業の方法について調査

「新規開業した」と回答した医師が半数以上! 医師の開業エピソードはこちら。

新規開業した
知人が世話になったというコンサルタントを紹介してもらい,一緒に場所探しをしました。結局,開業は一にも二にも場所だと思います。いろいろなところを見に行って、今の場所を見つけてくれたのが,そのコンサルで、自宅にもほど近く通勤に便利で、かといって外出するたびに患者さんに会うわけでもない程度に近すぎもせず非常に満足しています。土地柄も案外見落としがちですが、大事です。ちょっと田舎なので,変にごねる患者さんが少ないので助かっています。
(60代 女性 開業医 耳鼻咽喉科)

新規開業した
開業は住宅メーカーコンサルトのもと開業地選定、土地調達、資金調達、建設工事、備品一式段取りよくそろえられたが、勤め先が切れのいいところで退職できず開業が4か月後にずれたこと。
父親は開業医、盛業中であったが小生の開業に反対しており開業して軌道に乗るまでの3年間開業したことを秘密にしてました。
(60代 男性 開業医 一般内科)

親族から継承した
3代目を継承するつもりはなかったので大学も研修も全く縁のないところでやっていたが、父親が亡くなった途端親族や医師会の関係者から、地域医療はどうするんだ、従業員はどうなるんだ、と責められ結局開業医に。
(50代 男性 開業医 腎臓内科・透析)

企業やコンサルタントを介して継承した
コンサルや周辺の業者にだいぶボラれてしまいました。開業前に「がんばれ猫山先生」をしっかり読んでおくべきでした。
(50代 女性 開業医 アレルギー科 一般内科 呼吸器内科)

夢の独立開業!36~40歳がボリュームゾーン

新規開業を行った医師に、新規開業時の年齢を調査しました。

36歳から40歳の年齢層で、約1/4を占め、36-45歳で約半数(48.9%)となりました。
勤務医としてある程度経験を積み、体力的にもまだ余裕がある時期に開業する医師が多いようです。

36-40歳
40才です。公立病院にいたかったですが、当時の部長が大学の医局に働きかけて、私を転勤させようともくろみました。開業する気は毛頭なかったのですが、転勤するくらいなら開業します、と啖呵を切って開業しました。わずか3か月で開業したことは私のプチ自慢です。
5年後、その部長は教授から追放されました。
(60代 男性 開業医 一般内科 消化器内科)

36-40歳
卒後10年程度で開業と考えていたため。
体力がありロケットスタートでしたが卒なくこなすことができました。今は50歳ですが患者さんは300人近く来ることもありますがスタッフがうまく対応しており問題なく診療できています。
(50代 男性 開業医 整形外科・スポーツ医学 リウマチ科 美容・アンチエイジング)

36-40歳
大学院にも行き研究もして学位博士も取得し大学病院でしか出来ないことを全てやり終えました。その後開業後知識として役立つであろう個人医院でお世話になり十分知識を蓄えたと自信を持った時点で開業しました。
(50代 女性 開業医 皮膚科)

ひとえに「開業」といっても、開業時の苦労や開業後の理想と現実のギャップなど、その裏には色々なドラマがありました。
開業医として成功を収めるのは一筋縄ではいかないようです。

医師のライフスタイルを4コマ漫画でご紹介

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