見出し画像

9月3日は「睡眠の日」。世界でいちばん寝ていない国・日本の医師の睡眠事情とは?

健康長寿の実現において、睡眠は極めて重要な要素です。
しかし、日本は世界的に見ても最も平均睡眠時間が短い国として知られています。こうした背景の中、医師の睡眠事情についてリサーチしてみました。

医師はやはり睡眠不足!? 約8割が7時間未満の睡眠にとどまる現実

約8割の医師が、睡眠時間が7時間未満であることがわかりました。
理想的な睡眠時間である7時間以上を確保している医師は、わずか2割程度。
所属する診療科や病院、当直の有無といった要因に左右されますが、一般的に医師の睡眠時間は短い傾向にあります。
さらには、新型コロナウイルスの影響もあり、睡眠不足が深刻な問題として浮き彫りに。

Q.平均睡眠時間はどのくらいですか?

<6-7時間未満>
睡眠総時間も大切だが、質を重視する。遅く寝ると回復も遅い。起床時にパチッと目覚めてフル活動状態になるまでの睡眠時間が適切だと考えている。
(30代 男性 勤務医 小児科)

<7-8時間未満>
外来のみ担当しています。10時頃には寝て、5時30分頃に起きます。当直や病棟も担当している頃は、平均5〜6時間、ほとんど寝られない日もありました。今は日中の眠気も無く、身体の疲れも無くなりました。
(30代 女性 勤務医 耳鼻咽喉科)

<5-6時間未満>
7時間以上が理想だとは思います。当直明けなどで睡眠リズムが崩れると修正にやや時間がかかります。
(30代 男性 勤務医 小児科)

睡眠の確保が難しい状況に置かれている場合もあり、睡眠の質やリズムに重点を置いている医師もいます。さらに、医師たちの就寝時間について聞いてみました。

Q.あなたの勤務日前夜の就寝時間は?

医師たちの勤務日前夜の就寝時間帯は幅広く、午後11時〜12時に就寝する人が最も多い結果となりました。就寝前の時間は、家族のケアや自身の健康管理、学習などにあてられているようです。

<午前0~1時>
夜は子どもたちを寝かしてから22時頃に筋トレして、それから妻と晩酌したりドラマやアニメを見てから寝ます。
(30代 男性 勤務医 一般外科 消化器外科 整形外科・スポーツ医学 一般内科 麻酔科)

<午後9~10時>
早寝早起きを心掛けている。朝は5:00には起きて、ランニング。体調管理のお陰で、同年代よりはパフォーマンスはいいと思う。
(40代 男性 勤務医 精神科 一般内科)

<午後10~11時>
勤務の有無関係なく常にこの時間です。朝、朝食や子供の準備があるので早めに起きるためです。
(30代 女性 勤務医 耳鼻咽喉科)

ちなみに、医師の帰宅時間に関しては、開業医の場合は18時から18時59分の間、勤務医の場合は17時59分以前が最も多いよう。

Q.平均退勤時間は何時ですか?

しかしながら、20時以降の退勤時間と回答した医師も存在することは見過ごせないポイント。医療DXに取り組んで業務改革を進め、退勤時間を繰り上げることが、理想的な睡眠時間を確保する解決策の一つとなる可能性も考えられます。


医師専用コミュニティサイト「MedPeer」への登録はこちら

マガジンをフォローいただくと、医師17万人への調査データをお届けします!

MedPeer Style動画配信中!

#メドピア #MedPeer #ヘルステック #医療DX #企業のnote  #survey #調査データ #アンケート #ドクターズボイス #睡眠 #睡眠の日 #平均睡眠時間

この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

最後まで読んでいただきありがとうございます。 公式X(旧Twitter)でもたくさん情報を発信しているので、ぜひフォローをお願いします。