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仲間と共に圧倒的な成果を創出する。MVPを受賞したPdMの成長ストーリー

2020年に入社後、カスタマーサクセスの立ち上げに携わり、現在はPdMとして活躍する中松 彩さん。医師国家試験合否予測サービス「みんコレ!」における施策が評価され、MedPeer AwardにてMVPを受賞されました。Peer(仲間)と共に得た賞だと語る中松さんが、プロジェクトの軌跡を振り返ります。

※2023年12月20日に第118回医師国家試験(2024年2月)に向けた「みんコレ!」がサービスオープンしましたので、2023年8月に別ブログで公開した記事を改めてお届けします。


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本気で医療に貢献したい──働く人の想いに共感しメドピアへ入社

──現在中松さんが担当されているお仕事の内容について教えてください。

『みんコレ!』のPdM(プロダクトマネージャー)として、企画や要件定義、マーケティング・プランの立案など、幅広い業務を担当しています。『みんコレ!』を一人でも多くの医学生に利用してもらうとともに、医師専用コミュニティサイト『MedPeer』の利用を促進することがミッションです。マーケティンググループや開発部、法務部など多くの部署と協力しながら、施策を進めています。

──メドピアには2020年7月に入社されていますが、前職ではどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

新卒で大手ERPパッケージソフト会社に入社し、副社長補佐を務めていました。その後、BtoB領域を中心とした保守コンサルタントとして顧客に対して業務改善について提案や支援を行う業務に従事していたのですが、学生時代に医療を学んでいたこともあり、医療業界に携わりたいという想いがあって、メドピアに転職しました。

さまざまな企業がある中でメドピアを選んだのは、面接を通じて本気で医療に貢献したいという想いを持つ人たちが働いていると感じたからです。とくに医療への貢献と利益追求を両立しようという企業姿勢に強く惹かれました。

──入社後はどのようなお仕事を担当したのでしょうか?

入社直後はかかりつけ薬局支援サービス『kakari』におけるカスタマーサクセスの立ち上げに携わりました。『kakari』は調剤薬局が導入、利用するサービスです。しかし実際にアプリを利用するのは、その先にいる患者様です。

そのため、カスタマーサクセスでは、『kakari』を導入いただいた調剤薬局に勤務されている薬剤師の方や患者様からの問い合わせ対応、薬局と患者様の関係性を深めるためのコンサルティングなどを行っていました。その後、現在担当している『みんコレ!』のPdMを未経験から任せてもらい、現在に至ります。

自ら志願してPdMに。任されたうれしさと同時に感じた大きなプレッシャー

──未経験からPdMを担当することになった経緯を教えてください。

私からPdMにチャレンジしたいと申し出ました。挑戦したいと思ったきっかけは、MedPeer Awardの受賞式で前任者のスピーチを聞いたことです。

『みんコレ!』は医師国家試験の受験生が入力した解答の一致率から正解を予測・採点し、合否予測するというサービスなのですが、医学生へのヒアリングをもとにサービスを改善しながら作っていく過程に興味がかき立てられ、『こういう仕事ができたらすごく楽しそう!』とワクワクしたのを覚えています。上司との面談の際にその想いを伝えたところ、実際に担当させてもらえることになったんです。

自分から希望したので、『みんコレ!』のPdMを任されたときはとてもうれしかったのですが、同時にプレッシャーも大きくて……。というのも、MVPを受賞した前任者以上の成果を出すことが期待されているなか、私はPdM未経験。本当に私で大丈夫なのだろうかと最初はとても不安でした。

ですので、引き継ぎではとにかく前任者が行った施策について、ひと言も聞き逃さないという姿勢でシステムの仕様や、施策の背景を理解することに努めるとともに、同時に従来の有効策は踏襲しつつも改善点を追求しました。私が新たにPdMとしてやるからには、圧倒的な成果をだしたいという気持ちがありました。

──実際にはどういう施策を行ったのでしょうか?

会員獲得に向け、医学部全82大学の代表医学生と直接面談し、広報担当者となるアンバサダーを選出。SNSでの発信により『みんコレ!』を普及してもらいました。

さらにアンバサダーへのヒアリングを通じて『みんコレ!』の優位性を特定し、その中でも解答入力の即時性を確立することに。試験当日のシミュレーションやリハーサルを綿密に行うなど、チームでの地道な努力によってオペレーションの最適化を図りました。

何事も“われわれ意識で成し遂げる”──目標大幅達成でMVP受賞!

──具体的にはどれぐらいの成果を上げることができたのでしょうか?

『みんコレ!』会員は前年と同水準の会員数を獲得。加えて、今回とくに注力した『MedPeer』の利用促進についても前年度を大きく上回る結果を残すことができました。目標達成に向けてさまざまな施策を実施したのですが、とくに大変だったのはシステム変更を伴う施策です。開発の過程では、私の理解や説明が足りず、エンジニアをはじめとするさまざまなメンバーに多大な迷惑をかけてしまい、自分の不甲斐なさに涙を流したこともあります。

それでも乗り越えられたのは、私を信じてPdMを任せてくれた会社や上司の想いに応えたいという気持ちがあったからです。あわせて、前任者から受け継いだバトンを途絶えさせたくない気持ちも強くありました。

心が折れそうになることもありましたが、多くの信頼するメンバーが存在してくれていたことで、最後まで自分を信じてやり抜くことができました。気持ちが落ち込んだときに上司が『中松さんはMedPeerになくてはならない存在です』と声をかけてくれたこともとても支えになりました。

──周囲の支えがあったから完遂できたんですね。プロジェクトに取り組む上ではどんなことを心がけましたか?

難易度の高い施策を実行するには、多くの部署や関係者に協力してもらう必要があります。そのため、この先は自分の業務範囲外だからと担当者任せにするのではなく、Credoにあるように“われわれ意識で成し遂げる”という気持ちで取り組むことを大切にしました。

それは『みんコレ!』のサービスを企画する上でも同じです。どうすればもっと満足度の高いサービスが提供できるか、自分がユーザーの立場だったらどう感じるかなど、自分ごと化して考えるようにしていました。

ほかにも社内外問わず関わるすべての人にリスペクトの心を持ちつつ、自然体で接するということに一貫してこだわってきました。社外で言えば医学生や医師の方、社内では開発チームのメンバーなど、『みんコレ!』のPdMとして、日々、職種や背景が異なるさまざまな人たちと関わる機会があります。こちらが委縮して心の距離をつくってしまうと、本音で向き合える関係性は構築できません。

そのため私は常に、相手がどのような方であっても、医療をより良くするためのパートナーとして接するように心がけています。

──そうして“われわれ意識で成し遂げる”を体現した結果、MedPeer AwardのMVPを受賞されました。受賞したときのお気持ちはいかがでしたか?

MVPを受賞したと聞いても、最初は信じられずドッキリだと思ったんです(笑)。メンバーにたくさん迷惑をかけたし、自分がMVPを獲るはずがないと。でも普段冷静な上司がすごく喜んでいる姿を見て、だんだん実感が湧いてきました。

驚いたのは、授賞式で今回の取り組みを発表した際、さまざまな部署や役職の人がノウハウを教えてほしいと声をかけてくれたこと。チームの成果を会社に還元でき、今までの苦労が報われたと感じました。MVPを受賞できたのは、最後まであきらめずに協力してくれたすべてのPeer(仲間)のおかげだと、心から感謝しています。

いつかチームづくりにも挑戦したい──すばらしい仲間と共に価値あるプロダクトづくり

──PdMとして初めて担当した『みんコレ!』を通じてどういう学びがありましたか?

たくさんありますが、一つはプロジェクトの目的に向かい、チーム全体の動きをマネジメントしなければならないということ。最初はPdMとしての経験を積むために、一から十まですべて自分でやらなければと、一人でできる以上の業務を抱え込んでいました。

その結果対処しきれなくなり、進捗が遅れてしまい、チームメンバーにリカバリーしてもらわないといけなくなったという苦い経験があります。その失敗からプロジェクト全体を見て、メンバーに力を借りながら進行するようになりました。

もう一つは、自分からニーズをつかみにいくことの大切さです。カスタマーサクセスを担当していたころは、ある程度顕在化したユーザーの声を、サービス方針に沿うように集約・改修して、もっとサービスを好きになってもらうことを意識して仕事をしていました。

しかし、PdMになってユーザーの声に応えることに加えて、自らユーザーとコミュニケーションを取ることで潜在的なニーズを汲み取り、サービス方針自体に反映させていくことも非常に重要であることに気づきました。ですので、優位性のある機能やサービスを提供するためにも、主体的にニーズを探り出し、さらなるファンづくりに活かさなければならないと考えるようになりました。

──『みんコレ!』での経験を活かして、今後はどういうことに挑戦したいですか?

PdMとしてユーザーに喜ばれるプロダクトを追求し続けながら、いつかマネジメントとしても活躍したいという想いがあります。約3年間働いてきて感じるメドピアの魅力は、働いている人がとても優秀で、医療に貢献したいという信念をもって真摯に仕事と向き合っているということです。マネジメントのスキルを学びながら、プロダクトづくりに加えて、プロダクトを運営するチーム作りにもチャレンジしたいと考えています。

そのためにも、私たちと同じように、医療に貢献したいという想いを持っている新しい仲間が加わってくれたらうれしいですね。私が未経験からPdMに挑戦させてもらったように、メドピアは自ら行動すればチャンスを与えてくれる会社です。受け身ではなく主体的に行動を起こし、新しいことにチャレンジしたいという方と一緒に働けるのを楽しみにしています。


医師国家試験 回答&合否予測サービス「みんコレ!」

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