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10回目の開催決定!メドピアがヘルステックカンファレンスを開催する理由をCEO・石見陽が語る

メドピアが2015年から開催する日本最大級のヘルステックグローバルカンファレンス。2024年は12月12日(木)・13日(金)に東京・日本橋の室町三井ホール&カンファレンスにて開催することが決定しました。

今回、開催10回目を迎えるにあたり、メインテーマを「A Decade and Ahead~変革する時代に変わるもの、変わらないもの~」とし、「よりよく生きる」を担う次世代のヘルステックのプレイヤーは、次の10年をどのように創っていくのかなど様々な議論を交わします。
そこで、開催10回目を記念し、メドピアが日本で開催するようになった経緯や、「Healthtech Summit 2024」の見どころをメドピア株式会社 代表取締役社長 CEOの石見 陽さんに伺いました。


シリコンバレーから学んだエコシステムの構築を目指して

2015年にスタートしたヘルステックカンファレンスは、今回で10回目を迎えます。開催のきっかけは、2008年から2009年にかけてアメリカで開催されていた「Health 2.0」というイベントに参加したことです。
シリコンバレーで開催されていた「Health 2.0」では、ヘルステックに関連するスタートアップやベンチャーキャピタリスト、政治家(当時のオバマ政権のCIOも参加していました)、MicrosoftやGoogleなどのメガベンチャー企業、そして製薬会社など、業界のすべてのステークホルダーが集まり、圧倒的な規模でネットワークが形成されていました。

メドピアCEO 石見陽

そこでシリコンバレーの圧倒的な規模を感じ、さらに、当時日本では「ヘルステック」という言葉もなく、アメリカがすべではなないものの、見習うべきものは見習う必要があると感じました。

特に、エコシステムの重要性を強く認識しました。
例えば、アメリカでは、スタートアップが若者だけのものではなく、50代や60代で起業する人も普通にいるという現実があります。
挑戦した企業がうまくいかなかったとしても、翌年には別の会社のCEOとして再チャレンジする姿も稀ではありません。このようなチャレンジと再チャレンジを受け入れる風土(エコシステム)がシリコンバレーにはあり、重要だと感じました。

そこで、日本におけるエコシステムの構築を目指し、2015年にヘルステックのグローバルカンファレンス「Health 2.0 Asia-Japan」として初めて開催しました。

ヘルステックカンファレンスが担う役割

カンファレンスが担う役割としては、ヘルステック領域におけるエコシステムをしっかり構築することが最も重要だと思っています。
エコシステムとしてのチャレンジの数を増やすために大事にしていることは、圧倒的な情報量とスピード感、そして何よりネットワーキングです。

横のつながりを作ることは、金銭的な面だけでなく、さまざまなノウハウの共有にも繋がります。そうした場を提供し続けることが最も重要であり、すなわち継続することが大切です。
今回の10回目という節目は、私個人にとっても非常に大きな意味を持つとともに、責任を感じています。

10回目の開催に向けて

メドピアCEO 石見陽

今回のカンファレンスは「Healthtech Summit 2024」と名称をアップデートし、ハイブリッド形式で開催します。オンラインでも視聴できますが、ぜひ会場にもお越しいただきたいと思います。
会場の臨場感を肌で感じていただくとともに、スタートアップ企業、業界関係者、政治家、製薬会社、保険会社、ベンチャーキャピタリストなど、多くの方々とのネットワーキングの機会を得ることができます。

圧倒的な情報量、スピード感、そしてネットワーキングの3つの要素を、ぜひ現地で体験してください!
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

>>>Healthtech Summit 2024の詳細はこちらから

>>>本記事の内容は動画でもご覧いただけます

メドピア株式会社 代表取締役社長 CEO (医師・医学博士)
石見 陽
1999年に信州大学医学部を卒業し、東京女子医科大学病院循環器内科学に入局。 研究テーマは血管再生医学。医師として勤務する傍ら、2004年12月に会社を設立し、代表取締役社長に就任。
2007年8月に医師専用コミュニティサイトを開設。日本の医師の約半数が参加する医師集合知プラットフォーム「MedPeer」へと成長させる。
現在もヘルステック、医療の最前線に立つ、現役医師兼経営者。


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