働く世代の医療へのアクセス向上!「やくばと病院予約」その真価とは
2040年の高齢者人口最大化を前に、医療業界においては人材の不足、デジタル化(医療DX)の遅れ、医療費拡大などの解決が喫緊の課題となっています。メドピアグループ・株式会社やくばとは、その問題を解決すべく、基幹病院・中核病院向けに“予約”を通じた病院DX支援サービス「やくばと病院予約」を提供しています。
今回は、そのサービスを提供する背景として病院の実態に迫り、サービスが提供できる価値について解説します。
どこの医療機関で使えるの?
「やくばと病院予約」は、高度急性期医療を担う基幹病院・地域医療支援病院向けの診療予約をWebで受け付けるサービスです。
ここで言う「高度急性期医療」とは、2014年度の診療報酬改定にて、医療機関の機能分化・連携が示された際に定義され、いわゆる“大病院”として、現在初診では 7,000円(⻭科の場合は5,000円)以上、再診では3,000円(⻭科の場合は1,900円)以上の特別料⾦を徴収するような病院を指します。
病院の予約業務の課題
上記のような病院の予約(予約変更含む)は、電話による受付を行っているところがほとんどです。
Webによる予約システム運用を検討するも、診療科が細分化されていてそれぞれで運用が異なり、各診療科毎に確認・判断事項が多く煩雑であること、また予約枠システムを設定・更新することが難しいことから、各病院専用のシステム開発・導入は進んでいないのが現状のようです。
予約を行う患者さんにとって、電話予約には不便なことがあります。
特に働く世代にとっては、業務のために日中の受付時間内に電話をすることが難しい場合も。さらに業務時間外の朝早くやお昼休みなどに電話が集中する傾向があり、病院側の受付担当のリソースが限られているなかで、回線混雑によって繋がらない場合も発生しています。
このような状況が継続すると、本来であればかかりつけ医が緊急度が高いと判断し紹介した患者さんであるにも関わらず、予約がとれずに受診を見送ってしまうことで、早期受診・早期治療が実現せず、ひいては将来的な医療費の増大につながる可能性があります。
上記のような課題解決のため、病院の初診予約・予約変更をWeb申込で支援する「やくばと病院予約」を開発しました。
24時間365日病院の予約申し込みが可能に
患者さんにとっては、電話予約と並行して予約手段が増えることで、とても便利になります。
24時間365日のWeb予約受付ができるので、患者さん自身のタイミングで予約の申し込みが可能となります。
また、会員登録やアプリダウンロード不要で、利用に際するハードルが低いのが「やくばと病院予約」の特徴です。
実際、導入していただいたとある医療機関のデータによると、パイロット期間3か月間に「やくばと病院予約」で予約された586件の内、電話予約が出来ない休日や早朝・深夜の予約が226件と全体の約4割を占める結果となりました。
また、その期間の電話予約の件数は大きく減少しなかったため、Webで予約申込を出来るようになったことで、全体での予約数が増加、電話予約に限られていた時期には受診を見送っていた患者さんの受診につながったと推測されます。
また、病院側にとっても、予約チャネルが複数化することで電話受付窓口の負担軽減に繋げられる可能性があり、結果として、電話予約も含めて患者さんの利便性にダブルで貢献できる可能性を秘めていると言えます。
「やくばと病院予約」はあえて病院スタッフの判断を介在させる仕組みとし、予約枠の管理も設けなかったことで、病院の複雑・多様化した予約業務においても、既存の受付方法と併用しながら導入いただくことが可能なのが魅力です。
誰でも使いやすく!使い方はシンプル
機能・操作方法はいたってシンプルで、様々なニーズに対応できるものになっています。
【患者さん側の機能・使い方】
病院のHPなどに置かれたフォームからメールアドレスを入力し、送られてきたフォームに必要事項を入力します
スマートフォンなどからもアクセス可能です受診希望日を入力し送信します
【病院側の機能・使い方】
受診申し込みがあった患者さんの情報を、管理画面上に一覧表示してあります
管理画面上から受診希望日と予約確定日程の連絡が可能です
サービスは随時アップデートしており、今後も新規機能リリースを予定しております。
今後も「やくばと」では医療機関における患者さんの“予約”体験の向上を通じて、医療機関のDXをサポートしてまいります。
基幹病院・中核病院向けのWeb予約申込システム「やくばと病院予約」
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