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花粉症シーズン間近!医師が実践している対策を紹介

国民病ともいわれる花粉症ですが、調査によると苦しむ人々は年々増加しています。
そこで今回は、どのぐらいの医師が花粉症に悩まされているのか、また医師はどのような花粉症対策を実践しているのかを調査しました。

医師の2人に1人が「花粉症」を発症!

医師の花粉症対策

医師に花粉症を発症しているかの調査を行ったところ、なんと半数以上の医師が発症していることが判明!
また、通院して治療を受けている方は2割弱(18.7%)、対策はしていない(16.5%)という医師もいらっしゃいました。

医師が行っている花粉症対策についてのコメントを紹介します。

花粉症の医師が実践している対策法をご紹介

通院せずに対策をしている
花粉症が初めて発症したのは、卒業試験で消耗していたころ。その後も多忙さなどで体力が消耗するときに症状が出るぐらいなので、基礎体力を保持するように心がけている。それでも職務上はうまくいかないこともあって、そういた時期には薬の手助けに頼っている。
(60代 男性 勤務医 一般外科)

通院せずに対策をしている
薬は眠くなるので、とりあえず花粉がつきにくそうなツルツル系のコートにして、マスクをこまめに交換、外から戻ったら洗顔(水で流す)といった具合。ただ、タンパク質は魚と豆から摂るというのが一番効いた。何故だかわからないので誰かにも言えないけど。
(40代 女性 勤務医 一般内科 リハビリテーション科)

通院せずに対策をしている
発症していますが軽いので、外に出るときにはマスクにメガネ、布団、洗濯物は外に干さないなどで薬も飲まずに軽い症状で済んでいます。
(60代 女性 勤務医 麻酔科 その他)

通院せずに対策をしている
抗アレルギー剤の点眼のみしています 点眼が鼻腔内にも垂れ込み鼻炎にも効果がありますし、全身にも吸収されるため、一挙両得です
(50代 男性 勤務医 眼科 健診・予防医学 美容・アンチエイジング 産業医 アレルギー科)

通院せずに対策をしている
花粉症の症状が出る前から、先行して抗アレルギー薬の内服、実際に症状が出る頃には点鼻、点眼薬を使用し対応します。
(50代 女性 勤務医 呼吸器外科)

通院して治療を受けている
毎年重度の花粉症で目が霞むようになってしまい、仕事に支障を来すようになってしまいました。ステロイドの点鼻に頼りっぱなしなのも考えものなので、減感作療法を始めました。
(40代 女性 勤務医 一般内科 健診・予防医学)

通院して治療を受けている
服装、マスク、空気清浄器、内服、外用薬と対策してます。小学生の頃からのつき合いですが、50代の今は若い頃よりも楽です。
(50代 男性 勤務医 一般内科 血液内科 総合診療)

点鼻薬、点眼薬、抗アレルギー薬などの薬剤に依存せざるを得ない現実がありますが、薬の使用を控え、減感作療法を選択している医師も。
さらに、日常生活での工夫としてマスクや服装選び、食生活の見直しなど、さまざまな対策を取り入れている医師も多くみられました。

これから、花粉症の時期が来ますが、花粉を避け、薬に頼りながら乗り切っていきましょう。

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