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医療事務スタッフの残業が減少した理由とは!? 在宅医療・訪問診療の今を聞く

日本における在宅医療や訪問診療の需要は高まっていますが、供給とのバランスに問題が存在しているのが現状です。特に在宅医療や訪問診療に従事する医療従事者の長時間労働は、深刻な課題の一つとなっています。
このような背景の中、埼玉県所沢市にあるわかさクリニックの間嶋 崇理事長は、積極的に在宅医療・訪問診療を行っています。

在宅医療・訪問診療に取り組んだ理由とは?

元々は、消化器外科として開業、外来を中心に診療を行っていましたが、2014年から在宅医療に注力するようになりました。
さらに、外来患者の高齢化と国の指針に基づき、訪問診療を始めました。
消化器外科では癌の手術をすると、術後の最低5年間のフォローアップが必要となります。
再発や入院、手術など色々なことが起こる可能性があり、患者さんのみならず、患者さんのご家族とも長期的なお付き合いになり、そのためには信頼関係が重要となります。そういう意味では、訪問診療とは共通する部分が実は多いんです。

近年、地域医療の推進とかかりつけ医機能の強化が国の方針として打ち出されているため、かかりつけ医が訪問診療を行うことで安心安全な質の高い医療サービスの提供を目指しています。

アフターコロナで発生した業務の課題

新型コロナウイルスの影響で、発熱外来やワクチン接種、訪問診療の需要が爆発的に増加し、スタッフの残業が非常に増えました。
このような状況の中で、業務のアウトソーシングの必要性を感じ、現在はアウトソースによってスタッフは本来の業務に集中し、体力的にはもちろん精神的にも楽になっています。

アウトソーシング利用後の変化

医療事務スタッフの負担が減り、残業時間も大幅に削減されました。
指示書の作成はクラウドクリニックが行っており、医師や看護師、医療事務スタッフは、患者さんとのコミュニケーションにより集中できるようになりました。
診療報酬の取り漏れに関しても改善が見られ、事務スタッフの成長が促進されています。

在宅医療・訪問診療で重要なのは、医師として患者さんを救いたいというマインド

在宅医療や訪問診療のニーズは高まっていますが、それに対応する医師がまだまだ少ないという問題があります。
在宅医療・訪問診療を行うためには特別な知識や技術は必要ないと考えています。
医者としての基本的なマインドがあれば、患者さんにとって最適なケアを提供できるのではないでしょうか。

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