【医師調査】研究中のコミュニケーションツール何を使う?|メール?LINE?Slack?
研究において、同僚や上司とのコミュニケーションは欠かせない要素です。
特に日常的な業務連絡においては、効率的かつ迅速な情報共有が求められます。
口頭でのやり取りも重要ですが、忙しい医師たちにとって、オンラインツールを利用したコミュニケーションは有効。
そこで、医師たちが、研究現場で日常的な業務連絡に最も利用しているオンラインツールについて、医師専用コミュニティサイト「MedPeer」で調査しました。
約6割が「メール」と回答!
約6割(59.9%)が日常的な業務連絡に「メール」を使用していると回答。
メールの使いやすさは、幅広い世代が使いこなせる点や、情報の記録や整理、追跡が容易であることにあります。
これにより、忙しいスケジュールの中でも効率的にコミュニケーションを取ることができ、重要な連絡事項を確実に伝達する手段として支持されているようです。
「メール」
30代 女性 勤務医 麻酔科
基本的に業務連絡はGmailです。LINEを知っている人もいますが、さすがにLINEはプライベートだと思っているので、メールです。院内メールのこともあります。
70代以上 男性 勤務医 リウマチ科 老年内科
年代の異なるグループで研究することが多く、また、画像、表を含む大量のデータのやり取りが多いので、一番手軽なメールは必須。
40代 男性 勤務医 腎臓内科・透析 代謝・内分泌科 膠原病科 循環器内科 一般内科
研究は業務の一環なので、SNSを使用することはありません。職場から付与されたメールアドレスしか使用しません。
50代 男性 勤務医 整形外科・スポーツ医学
同僚には早く連絡取りたいことが多く、LINEが多いですが、上司には報告事項が主になるので、メールが多いです。
60代 男性 勤務医 一般内科 健診・予防医学
グループウェアは、現状では環境によって動作が安定しないものがあり、特に外部との連絡では意外に実用性が微妙。
30代 男性 勤務医 放射線科
グループ規模にもよりますが、メールが主です。データの貼り付けは楽ですが、スピード感が低いのが欠点です。
「LINE」
50代 男性 勤務医 麻酔科
グループを組んでいる。最も普及していて、一番使いやすく思う。スマホだけでなく、PCからも同様に扱えるのが嬉しい。また容量負荷もかなりまで対応している。
30代 女性 勤務医 小児科
みんなが持っているのがLINEなので、Slackの方がセキュリティが高いようですが、インストール率は低いので使えていません。
30代 男性 勤務医 泌尿器科
若手の多くはLINEを日常的に使用しているので自然と使うようになった。ただし重要な内容はメールでやりとりしている。
50代 男性 勤務医 一般内科 消化器内科
個人情報にかかわる様な内容は直接話していますが、簡単な連絡などは使用しやすいので。
40代 男性 勤務医 眼科 美容・アンチエイジング 一般内科 産業医
みんなが使用できるため。プライバシーや内容に十分注意して送る必要がある点が難点です。
「Slack」
40代 男性 勤務医 老年内科
上司がSlackを使用すると宣言したから。このような道具を使用した経験はあまりないので、Slackが特別に使用しやすいかどうかは分からない。
60代 男性 勤務医 循環器内科 一般内科
現在の職場ではSlackを使用していますが、便利である反面、一日中仕事に束縛されている感が強いです。
40代 男性 勤務医 小児科
ラインはプライベートな人とつながるので、誤送信を防ぐ意味でSlackを使用してます。
50代 男性 勤務医 呼吸器内科
slackがリアルタイムで更新されるし、複数で共有できるし良いかと思います。
30代 女性 勤務医 救急医療科 集中治療科
最近の流行り?でしょうか。slackを指定されることが多いです。
「Microsoft Teams」
50代 男性 勤務医 放射線科
病院ではTeams以外でのやりとりは禁止されています。
処罰の対象になります。
病院の広報ではTikTokは使われていますけどね?
40代 女性 勤務医 一般内科
同じ組織内はTeamsのことが多いですが、メールやLINEを使うこともあります。外部も交えての場合はslackもあります。
40代 男性 勤務医 整形外科・スポーツ医学 一般外科 一般内科
使いやすい。他のものは多機能だが、付きあいにくい。特に長期間になると特にそうように感じる。
40代 男性 勤務医 血管外科
打ち込むより電話した方が速いことは多々あるが、残るので後で見返せるのは良い。
50代 女性 勤務医 精神科
共同での仕事・するべき事を一つの場所で完了させ、全員と協調できる。
「LINE WORKS」
60代 男性 勤務医 整形外科・スポーツ医学
LINEよりは少しはセキュリティ高いかなと思っていますが、他人に見られても個人情報がわからない範囲にしています。詳しい話ならメールでしょう。
60代 男性 勤務医 一般内科 感染症科 呼吸器内科 産業医 リウマチ科
病院支給のLINE WORKsを使用しています。字が小さいのと関係ないものがしばしば送られてますが、その他は重宝しています
60代 男性 勤務医 整形外科・スポーツ医学 リハビリテーション科
自主的に使うことが少ないので、お勧めのままです。
30代 男性 勤務医 一般内科
最近使い出して、LINEと分けられるので便利。
40代 男性 勤務医 眼科
医局でLINE WORKSを導入しているため。
「その他」
60代 男性 勤務医 一般内科 消化器内
日常的なコミュニケーションに最も使用するオンラインツールはありません。電話で直です。
60代 男性 勤務医 産婦人科
直接電話して肉声で連絡します。そうしないとすぐに動いてくれません。
50代 男性 勤務医 産婦人科
海外の研究者との連絡にWhatsAppを使うことが多いです。
40代 男性 勤務医 漢方医学 心療内科 老年内科 精神科 産業医
できるかぎりビジネス目的のクロースドなものが良いと思います。
50代 男性 勤務医 整形外科・スポーツ医学 麻酔科
そもそも研究するようなアカデミックな生活しておりません。
オンラインツールの利用は、医師たちが研究現場で効率的にコミュニケーションを図るための重要な手段。
さまざまなオンラインツールを駆使することで、忙しいスケジュールの中でも迅速かつ効果的なコミュニケーションができ、高品質な医療研究を支えています。
研究現場でのオンラインツールの活用が、今後も医療の発展に大きく寄与することでしょう。
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