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多様な働き方・バックグラウンドを「認め、高め合う」メドピアのカルチャーとは

メドピアが運営する医師専用コミュニティサイト「MedPeer」。今回は、それを支えるフロントエンドエンジニア・嶋田 怜央成さんと、広報・小林 聖子さんに、ワークライフバランスを大切にできる働き方や、若手の活躍などについて、メドベアがお話を聞かせていただきました。


ハイブリッドワークとフレックス制、裁量労働制で高いワークライフバランスを実現

最初に、メドピアで働いている皆さんは、どのような働き方をしているのか教えていただけますか。

小林さん「リモートワークと、必要のあるときに出社するハイブリッドワークを基本としています。勤務時間はコアタイム設定のないフレックス制と、裁量労働制の両方のパターンがあります。
また、エンジニアのほとんどが裁量労働制で勤務しているため『何時から何時まで』という時間の縛りはなく、柔軟性のある働き方が可能になっています」

リモートワークかつ裁量労働制で働くエンジニアの皆さんは、どのように勤務時間を決めているのでしょうか。

小林さん「エンジニア自身が判断して、必要なタイミングで業務をしています。オンライン上でも業務が進めやすいエンジニアは特にリモートワークが多くなっていますが、重要な場面ではオフィスに出社し直接コミュニケーションをとるなど、パフォーマンスが上がるような働き方を社員それぞれに追求しています」

メドピアでは、ただ時間を自由に使えるという働きやすさではなく、一人ひとりが責任を持って時間を管理して、オンとオフのメリハリをつけるからこそ、働きやすく仕事に結果が残せるということを大切にされているんですね。

長期取得も歓迎。男性社員の育休取得が当たり前のカルチャー

嶋田さんとお子さん。嶋田さんは比較的期間が長めの育休取得経験者でもある。

メドピアの育休取得率はいかがでしょうか。

小林さん「当社全体で男性の育休取得率は59%、平均取得日数は46日です。エンジニアに絞ると男性の育休取得率は83%、平均取得日数は107日で、対象者のほとんどが育休を取得しています。女性となるともっと多いですが、このような男性の取得率、平均取得日数は、他の企業ではあまりないのではないでしょうか」

メドピアで男性が育休を取得することは、当たり前のことなのですね。

嶋田さん「私は部長とマネージャーに育休を申請したのですが、2人とも育休取得経験があったので、とても伝えやすかったです。快諾してもらえて、6ヵ月間の育休を取得しました。
実は同時期にもう1人同じように6ヵ月間の育休を取得するメンバーがいたので、なるべく早めに伝えて業務に悪い影響が出ないよう工夫しました」

すでに上司の方が育休取得を経験しているのなら、言いやすいですね。男性の育休取得は、メドピアでは長く続いている文化なんですね。

育休中はSlackを使って会社側と密に連携。不安なくスムーズに復職へ

嶋田さんは、半年の育休期間中に仕事や職場のことを考えて、不安になることはなかったのでしょうか。

嶋田さん「人事とSlackでチャット連絡できる体制があったので、何か聞きたいことがあれば、すぐに人事とやり取りができました。そのため、比較的長期の休職中も大きな不安はありませんでした。

一方、復職前はプライベートと仕事の両立ができるか不安でした。『育休取得前とは、ずいぶん時間の使い方が変わるだろうな』と思っていました。
それでも実際に仕事を再開してみると、リモートワークが中心ですし、裁量労働制で時間に融通が利くので、今のところ無理なくプライベートとの両立ができています。

プロジェクトの進捗を踏まえて、業務内容を自ら設定し、それが終わればすぐに育児・家事に取り掛かれるので、育休中と同じように子どもに離乳食をあげるなどの時間が確保でき、メドピアでの働き方や制度ならではだと思っています」

メドピアにはベビーシッター費用の補助制度もあるそうで、子育てを行う皆さんは、安心して復職できそうですね。復帰後の仕事内容には、変化はあったのでしょうか。

嶋田さん「育休取得前後では、量・質ともに全く変わらないですね。そういう意味では、育休を理由にスキルやキャリアの不安を感じる必要はないのではないかと思います」

さまざまな制度やコミュニケーションを通して、一人ひとりの働きやすさをサポートすることで、どんな働き方の社員でも成果をあげられるように、という組織としての期待がうまく実現できているとも言えそうですね。

平均年齢30代前半の活気ある組織。成長を支えるサポートあり

新卒入社1年目の社員も、気軽にVPoTなどといった役員クラスメンバーに相談できる風土がある。

メドピアで働く皆さんの年齢層について聞かせてください。

小林さん「平均年齢は30代前半です。若手メンバーの積極採用により、その割合が高くなっています。特にエンジニアは30歳以下のメンバーが約半数を占めています」

活躍している若手の方のお話を伺えますか。

小林さん「例えば、エンジニア実務はほぼ未経験に近い状態で入社したエンジニアがいます。エンジニアを志して自身でプログラミングスクールに通い、エンジニアリングで医療貢献ができることに共感してメドピアに入社してくれました。現在はリーダーを務め、特定のサービスサイトの開発責任者を務めるまでに成長しています。当社には、このように『まずはやってみよう』と行動できるメンバーが多いと感じます」

若手の成長をバックアップするような取り組みはありますか。

嶋田さん「私が特に良いと思っているのは、技術顧問の方がいることと、社員にベテランエンジニアも多くサポートしあう風土があることですね。技術顧問の方とは、定期の勉強会などで相談の場が設けられていて、日々の業務で出た疑問の解消から、最新の知識へのアップデートまでさせてもらえます。

また、実務歴の長いエンジニアに若手が頼りやすいような機会や場が設けられているのも、若手の成長を促す取り組みの一つかなと思います。
社内の同じチームでペアプロ、モブプロ(※)もよく行なわれていますし、重要な技術書は輪読会を自主的に催しています。そういうところから、ベテランと若手の垣根なく、一緒にスキルアップを目指すような風土が形作られているように思います」

(※)ペアプログラミング、モブプログラミングの略。複数名共同でコミュニケーションをとりながら進める開発手法

小林さん「制度面でいうと、若手に限りませんが、エンジニアには『テックサポート制度』という、年間12万円までをスキルアップや生産性向上のための書籍購入や資格取得に利用できる支援があり、活用されています。また、自己研鑽につながるカンファレンスやイベントへの登壇も奨励しています」

自発的に行動する若手のエンジニアの方が活躍されているのですね。そういった気概のある若手の方には責任ある仕事を積極的に任せてみる周囲の支援もあるんですね。

謙虚・尊敬・信頼の心で向き合い、メドピアのCredoを体現する

エンジニアの皆さんが意識的に作り上げているカルチャーはどんなものがあるのでしょうか。

嶋田さん「エンジニア組織では、HRT(謙虚・尊敬・信頼)を大事にし、チームメンバーとのコミュニケーションを重視しています。

コードレビューでは、意見を率直に言い合いながらも前向きな雰囲気ですね。当たり前かもしれませんが、サービスを良くするということを目的にし、建設的な話し合いをします。健全で生産性のあるぶつかり合いを経て、お互いを高め合う文化があります。

エンジニアは、コードで色々なことを表現していますが、同じ言語を使用しても表現の方法まで揃うとは限りません。でも私たちは、自分の手法とは違うコードについてコメントするときも、相手の意思を汲み取って発言するようにしています」

皆さんが「成果を出す」というゴールに向かっているので、議論をする場で、個人への攻撃などには決してならないのですね。

嶋田さん「エンジニアに限らず、みんなが、当社のCredo『“われわれ”意識で成し遂げる』『“はみだす”ことを厭わない』『健全に“ぶつかり合う”』を体現できているということだと思います」

Credoは、いつでも皆さんの心の中にあるのですね。信頼し合って意見を交わせる、素敵な関係だと感じました。

プライム上場企業でありながらベンチャー。メドピアで活躍するのはチャレンジングな方

メドピアのカルチャーにフィットする人材について語ってくれたお二人。

メドピアが採用の際に重視しているポイントを教えていただけますか。

小林さん「メドピアは東証プライム市場に上場する規模の企業でありながら、新しい挑戦を続けるベンチャー企業でもあります。『自分で事業を創りたい』など、チャレンジングな気概のある方が合うと思います。
当社には、挑戦する人の気持ちや行動力を大切にして、もし失敗しても、それを共有し、しっかり受け止めるという風土があるからです」

例えば、入社したばかりの若手の挑戦が、事業に反映されるようなこともあるのでしょうか。

小林さん「あります。むしろ、若手だからといった役職や年齢などに先入観は持たず、提案の内容次第で、どんどん挑戦してみるのが私たちの方針です。部署や職種からはみ出した意見も歓迎します。

企業規模は大きくなりましたが、それを形成しているのはエンジニア、マーケター、セールスなどさまざまな役割のメンバーたちです。エンジニアは単なる“開発屋”、セールスは単に“売れればOK”ではなく、『医療を再発明する』という共通のVisionを持ち、職種の垣根なく建設的な議論を通じてスピード感のある開発を目指しています。それが当社らしい特徴かもしれません」

メドピアではどのような方が活躍できるでしょうか。

嶋田さん「チームで相乗効果を高めながらプロダクトを創っていくので、さまざまなタイプの方が活躍できると思います。

職種やチームなど自分のいる場所にとらわれずに、プロダクトやサービス、組織を良くしていきたいという気持ちで、コミュニケーションを交わしながら仕事ができる方なら、メドピアで楽しく働けそうです」

メドピアでは、育児との両立などといった多様な働き方だけでなく、役職・年齢・職種に関わらず、さまざまなメンバーが協働し挑戦を続けていくという企業風土が浸透していることが分かりました。

※本記事は2024年1月に他メディアに取材いただいたものを転載しています。


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