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特定保健指導業務の効率化を実現する新ツール『Tonoel』って?

生活習慣病の予防のために、40歳~74歳の対象者にメタボリックシンドロームに着目した健診を行う特定健診。
「特定保健指導」は、特定健診の結果から、生活習慣病の発症リスクが特に高いと判断された方を対象に、生活習慣の見直しや改善のアドバイスを提供するプログラムです。保健師や管理栄養士などの専門家が個別にアドバイスを行い、より健やかな生活をサポートします。

予防医療が日増しに重視される現代において、生活習慣の改善や予防策の導入によって、個人の健康はもちろん、国の医療費の削減にも寄与することができます。

メドピアグループが取り組む特定保健指導サービスについて、株式会社フィッツプラスの畑木あゆみさんに伺いました。


■株式会社フィッツプラス プロダクト開発部 畑木 あゆみ

現在フィッツプラスの『Tonoel』を担当。


特定保健指導の狙いと課題解決をもたらすメドピアグループの新たなサービス

「特定保健指導」とは、2008年に始まった国の施策です。
このプログラムの主な目的は、脳卒中や心疾患などのリスクが高い個人に焦点を当て、その生活習慣の改善をサポートすることにあります。具体的には、専門家からの個別のアドバイスを通じて、健やかな生活を促します。

この施策の重要なポイントに、医療費の削減が挙げられます。それは、生活習慣病に起因する医療費が、国の医療費全体の約3割を占めていると言われているためです。
従って、生活習慣の改善とその維持は、個人の健康だけでなく、国全体の医療費削減にも寄与する重要な要素となっています。

そこで、予防、健康増進領域のヘルスケア事業を担う「フィッツプラス」では、管理栄養士が個別の面談を通じて食生活を中心にアドバイスを提供するサービスを展開しています。
現在、全国の管理栄養士が個々のニーズに応えるサポートを提供しています。

また、健康保険組合が直面している課題として、特定保健指導業務の効率化と個人情報の安全性の強化が挙げられます。
多くの業務プロセスが手作業やエクセルでの管理に依存し、健康診断結果のデータや進捗管理、請求管理などが非効率的であり、個人情報の安全性も損なわれる可能性があります。

これらの課題解決のために誕生したフィッツプラスの新たなサービスが『Tonoel(トノエル)』です。

『Tonoel』で実現する情報の安全性の強化と業務効率化

Tonoelには、2つの特徴があります。1つ目は、個人情報の安全性の強化です。
Tonoelを使用することで、関わる業務の多くがデジタル化され、健康保険組合内での個人情報の安全な取り扱いを実現します。
2つ目は、特定保健指導の進捗管理、請求管理、対象者情報などをリアルタイムに把握可能にし、業務のスムーズな実行をサポートすることです。

ここで、これまでに導入した健康保険組合からの評価についてご紹介します。

オペレーションエクセレンスへのコミットメント

オペレーションエクセレンス=業務の効率と品質を両立させることは、持続可能なサービス提供にとって不可欠。
特に健康保険組合の業務は、多くの個別のニーズに対応しなければならないため、細部にわたる配慮と効率的な業務運用が求められます。
運用面におけるスピーディーかつ細やかな対応には高い評価をいただいています。

デジタルツール『Tonoel』の貢献

健康保険組合の業務効率化が実現し、課題が解決されたエピソードが多く寄せられています。Tonoelを活用して業務プロセスをデジタル化することで、特定保健指導に関わる多くの業務がスムーズに実行され、迅速なサービス提供が可能となります。

このように、フィッツプラスでは、Tonoelを利用して、健康保険組合が特定保健指導の質を向上させ、さまざまな施策を検討しやすくするようサポートを行っています。
フィッツプラスのビジョンは、特定保健指導の業務効率化を通じて、実際の生活習慣病の改善や医療費の削減に寄与すること。
Tonoelは、これからの保健指導の現場で、いかに業務のデジタル化と効率化が進むかに大いに関わってくるツールとなることでしょう。


管理栄養士による食事特化型の特定保健指導サービス

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