脳みそパツパツな日々:新卒1年目の苦悩と成長
プロフィール
はじめに
ちょうど入社して1年たったので、振り返ってみました。
去年の自分や今年の新卒入社の方々の参考になればいいなと淡く思っています。
僕は1年を通じてメンターさんにかなりサポートしていただき、救われました。今年入社した新卒社員の方へ、新卒社員を担当するメンターさんへ、僕みたいな新卒社員もいるよ。なんてことを共有できたら嬉しいです。
1年間社会人として過ごしてみて
楽しかったこと
爆速で成長を感じる
1年間社会人として過ごしてみて、初めの半年はわからないことばかりで、その不安定さから成長を実感することができませんでした。
しかし、後半に入ると、徐々に理解が深まり、自分の役割や貢献度を感じることができるようになりました。この過程で、楽しいこともありましたし、爆速で成長も感じました。これまでの人生の中でも、1番成長を感じることができた時期でした。
ここからは苦しかったことを紹介します。
それに合わせてどう対策していったのかを書きます。
苦しかったこと
周りと比べて全然できない
先輩方はもちろん、同期も非常にレベルが高いです。一定水準以上の能力を持った優秀な人材が集まる環境でした。実務経験のある方や、Rubyが趣味の方など、さまざまなバックグラウンドを持つ同僚たちがおり、自分の強みが見えづらく自信を失うこともありました。
しかし、できないことが当たり前であり、期待されているのは「できること」ではなく、むしろ成長意欲や柔軟性などの要素であると認識するようになりました。中途採用の方々は能力を期待されますが、新卒採用の場合は挑戦心や柔軟性、組織への適応力などが重視されます。自分のスキルがまだ十分でないと感じることは当然です。
対策としては、自分の成長に焦点を当て、メンターに助言を求めることです。自分のスキルや能力を客観的に見つめ直し、改善の余地があると感じたら、積極的に相談し、成長の機会につなげていくことが大切です。
集中力が、週40時間も保てない
大学や専門学校の4年生は、やるべきことも多くなく、集中を要する時間もさほどない場合が大いにあり得ます。そこからいきなり社会人となり、週に40時間もの集中力を維持することは、僕の場合容易ではありませんでした。
対策としては、本当に集中力が持続しないと感じる場合、さまざまな方法を試してみることが重要です。
瞑想やゲーミフィケーション、仮眠、バーピー(筋トレ)、スタンディングデスク、コーヒーの摂取、タイマーを使用するなど、自分に合った方法を見つけて取り入れてみましょう。これらの方法を試してみることで、集中力を向上させ、作業効率を高めることができるかもしれません。
五月病にかかった
正直に言うと、入社した際には技術面で背伸びしたと感じています。技術やスキルというよりは、学生時代の経験が認められ、なんとか採用してもらったような気がします。
その結果、一時期は仕事の忙しさやストレスによって燃え尽きかけたこともありました。私の場合は、自分に対する期待に応えようとして、過剰に努力をしようとしてしまった結果でした。
対策としては、完璧主義者やクイックスターターの方は特に注意が必要です。
五月病にかかってもいいんです。メンターに相談したり共有したりすることが大切で、それだけでも気持ちが楽になることがありますから。
わからないの連鎖
わからないことがあると、それを理解するための知識が不足していることに気づき、その知識を補うために調べても、結局わからないことが続く…などとしているうちに、やる気が低下してしまうことがよくありました。
対策としては、やりたい実装に対して、どの未知を解消すれば実装を進められそうなのかを意識することです。
よくやってしまうのが、1つのことに対して全てを知ろうとしてしまうことです。つまり、わからないことを解消することが目的になっています。
なので、一旦最低限の未知を解消すると良いと思います。
上記の解消法は、僕自身全然できません。難しいです。
なので、ペアプロ(※)などの方法を活用して、同僚と協力して問題解決に取り組むことも有効です。
(※)ペアプログラミングの略。複数名共同でコミュニケーションをとりながら進める開発手法
同じ指摘を何度も受けてしまう
1度指摘されて改善したことでも、新たな分野に手を出すと、頭のメモリが限界に達して以前できていたことができなくなることがあります。
その対策としては、Notionなどのツールを使って自分だけのチェックリストを作成しておくことが役立ちます。例えば、PR(※)をオープンする際に気をつけるポイントは数多くありますが、そのすべてを覚えておくのは難しいです。チェックリストを作成しておけば、そのリストをもとにチェックし抜け漏れを防ぐことができます。
(※)Pull Request(プルリクエスト)の略。開発者の個人環境で開発したものを、他者に公開・通知し、レビューを依頼する機能
今後について
2年目には、チームへの貢献をさらにできるようにして、成長を加速させていきたいと考えています。過去の経験から得た知識やスキルを活かしつつ、新たな学びにも積極的に取り組み、自己学習を継続していきます。
そのなかで、チームメンバーとの協力を通じて、より効果的な業務の遂行やプロジェクトの推進に貢献していきたいと思います。
おわりに
入社おめでとうございます!
これからは新しいことに挑戦する日々が待っていますが、無理せず自分のペースで頑張ってください。
また、知識はあなたを裏切ることはありません。日々の経験と努力が、確実に成長へとつながっていきます。精神科医・斎藤茂太氏の名言「焦らない。でも、あきらめない。」の精神です。
また困ったときは周りの先輩や同僚に相談することも大切です。
僕自身もまだ試行錯誤の日々なので、一緒に頑張りましょう!
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