2024年 医師が選ぶ「印象に残ったニュース」TOP10を紹介
2024年も年の瀬!今年もたくさん印象に残る出来事がありましたね。
メドピアでは2024年11月21日から23日にかけて、医師集合知プラットフォーム「MedPeer」の会員医師を対象に「2024年 印象に残ったニュース」についてアンケート調査を実施しました。
3,006人の回答から1位に選ばれたのは?早速ご紹介します。
『2024年で最も印象に残ったニュースは何ですか』
MedPeerでもMVP獲得、「大谷翔平」!
大谷翔平選手が圧倒的な支持を集め、1位に輝きました。MLBでの歴史的な記録更新には「まさに前人未踏」という称賛が寄せられ、その華麗なプレーはもちろん、見る人を魅了する人間性の素晴らしさにも多くの感動が集まりました。
暗いニュースが続いた2024年、大谷選手は希望の光となり、私たちに明るい話題を届けてくれました。大谷選手は、スポーツの枠を超えて多くの人々に希望を与える存在として評価されています。
【コメント抜粋】
日本人がMLBの記録を塗り替えることのすごさ(80代 開業医 一般内科 女性)
初めて有料サービスに加入して試合を見ていた(30代 勤務医 一般内科 男性)
日本人のみならず、みんなに元気を与えてくれる(60代 勤務医 循環器内科 男性)
「前人未踏」とは正に彼のためのある言葉だと思う(50代 開業医 産婦人科 男性)
野球だけでなく人間性が素晴らしい人こそ、第一線で活躍できること文字通り体現できている方で尊敬できる(40代 勤務医 整形外科・スポーツ医学 男性)
意外な結果に、世界情勢はどうなる?「アメリカ大統領選挙/トランプ再選」
アメリカ経済や世界情勢に大きな影響を与える結果として、多くの注目が集まりました。「まさか再選されるとは思わなかった」という驚きの声や、「アメリカの影響力は世界にとって大きい」といった意見が寄せられています。
彼の再選をきっかけに、アメリカ経済や国際関係がどのように変化していくのか、期待と不安が交錯しています。今後の政策や外交の行方に、目が離せません!
【コメント抜粋】
投資をしているため、アメリカ経済がどうなるかの心配と期待(60代 勤務医 リハビリテーション科 男性)
アメリカの影響力が世界に与えるインパクトは常に大きいから(50代 勤務医 消化器外科 男性)
アメリカの政治的分断を象徴する選挙結果だと思った(30代 勤務医 血液内科男性)
接戦ではなく、余裕の勝利であった(40代 勤務医 小児科 男性)
まさか選ばれると思っていなかった。今後の世界情勢が心配(40代 勤務医 リハビリテーション科 女性)
日本の政治も新たな局面に!3位は「衆院選/自民党大敗」
少数与党となり重要政策の決断が遅れるのではないかという懸念や、野党の意見を取り入れることで政治が良い方向に進むのではという期待が寄せられています。
また、若者の選挙への関心が高まりつつある現象は、変化を求める時代の象徴とも言えます。経済の不透明感や人口減少、社会保障の課題が山積する中、医療制度や厚生労働省の対応がどう変化するのか、医療従事者からも注目されています。
【コメント抜粋】
少数与党にバラバラな野党で、重要な政策の決断が遅くなりそうな気がする(60代 勤務医 循環器内科 男性)
院内に勤務している若者たちの選挙への興味が明らかに変わった(40代 勤務医 循環器内科 男性)
日本でもアメリカでも選挙の結果が今までの踏襲でなくなった(40代 開業医 一般内科 男性)
野党の意見も聞かなければいかなくなり政治が良い方向に進みそう(40代 勤務医 一般内科 女性)
選挙後に医療制度などが変更されるのか?厚生労働省がどう対応するのか、注目している(50代 勤務医 麻酔科 男性)
「兵庫県知事選挙」「能登半島地震」「総理大臣交代」など、明るい話題が乏しかった2024年
2024年は重いニュースが続き、4位以下にも前向きな話題は少ないという結果になりました。
4位:兵庫県知事選挙/斎藤知事再選
既存メディアの限界とSNSの新しい展開が目の当たりに(50代 勤務医 一般内科 男性)
医師としての使命感よりもコスパやQOLを求める、世代間の考えのギャップを感じた(40代 勤務医 消化器外科 男性)
パワハラで報道されたにもかかわらず当選したため、かなり時代に逆行しており興味深いと感じた(20代 勤務医 一般内科 男性)
5位:能登半島地震
震災後に全国から沢山の方々が支援に来てくれた。(40代 勤務医 小児科 男性)
新年早々の出来事であり、また甚大な被害があり、自分自身災害に対しての準備など考えさせられたため(40代 勤務医 整形外科・スポーツ医学 男性)
DMATとして3回派遣されました。微力ですがお役に立てたかと思う(60代 勤務医 一般外科 男性)
6位:総理大臣交代/石破総理誕生
総裁がかわることで、厚労省、その他医療業界にも影響があるので(30代 勤務医 放射線科 男性)
今後の日本の政治がどうなるかという心配(50代 勤務医 眼科 女性)
7位:世界で起こる戦争
一向に終結の目処がたたずに戦況も悪化しているから(40代 勤務医 小児科 男性)
これほど重大な問題にもかかわらず日本での報道が少なすぎる(60代 勤務医 一般内科 男性)
かたや命を守る仕事は一人一人に注力をそそぐが、かたや命を奪う戦争ないし侵略では、いっぺんに何千、何万と奪ってしまうことに不条理(70代 開業医 一般内科 男性)
8位:診療報酬改定/特定疾患指導管理料変更
物価は上がっているのに、医療業界だけは、下げようとしているし、実際に収入は下がっている(50代 勤務医 整形外科・スポーツ医学 男性)
どこもギリギリの状態で医療が維持されており、待遇面でも改善が必要と感じる(30代 勤務医 一般内科 男性)
医局会でも何度も取り上げられたしSNSでも問題となっていたから(20代 勤務医 一般内科 女性)
9位:闇バイト/強盗/特殊詐欺
犯罪のスタイルが変わった、新時代に入った、モラルの底が抜けた、などと述べる識者が多い(50代 勤務医 一般内科 男性)
こっそり盗む、ではなく、堂々と盗み、人を傷つけるやり方に、怒りと恐怖を感じる(60代 勤務医 腫瘍内科 男性)
経済格差や物価上昇などで人々の生活が苦しくなっていることも原因になっている。(40代 勤務医 総合診療 男性)
10位:パリ五輪/オリンピック
古い建物での競技は魅力的だった。柔道女子48kg級で角田夏実選手が金メダルを獲得し、またフェンシング男子フルーレ団体が史上初の金メダルを獲得するなど、多くのドラマが生まれて感動した!(60代 勤務医 呼吸器内科 男性)
体験というわけではないですが、4年に一度の祭典を楽しんだ(30代 勤務医 小児科 男性)
暗いニュースより明るいニュースの方が良い(70代 勤務医 放射線科 男性)
以上TOP10を紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
重いニュースが続いた印象がありますが、その中で希望を感じさせたのがスポーツの分野です。
特にパリ五輪では、日本勢が若手選手を中心に大活躍を見せ、日本史上最多となる金メダルを獲得。こうした快挙は、暗い話題が続いた1年に希望と勇気を与える明るいニュースとなりました。
2025年は前向きな1年にしていきたいですね。皆さまは今年1年を振り返り、一番印象に残ったニュースは何でしたか。
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