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AIファースト企業へ—メドピアの生成AI業務刷新プロジェクト、始動!

2025年、メドピアは「AIファースト企業」への転換を本格的にスタートさせます。

業務を根本から設計しなおす


生成AIを中心とした技術革新は、産業構造を根本から変える「産業革命」になる。そうした認識のもとで、AI活用をすべての業務の前提とする思考形式=AIファーストの企業に、メドピアは変化していきます。この変革の第一歩として、社内公募による「生成AI業務刷新プロジェクト」を立ち上げました。
プロジェクトには18名の社員から応募があり、6つのサブプロジェクトを通じて、生成AIを活用した業務刷新にチャレンジします。

既存業務の効率化にAIを用いるのではなく、AIを前提に業務のあり方を0から作りなおす。本プロジェクトでは、従来の業務プロセスの改善ではなく、「生成AIを前提として時に、ゼロから最適な業務のあり方を再設計する」ことを前提とします。「今ある業務をAIで効率化する」のではなく、「AI時代に最適な業務を再構築する」。これが本プロジェクトが「業務改善PJ」ではなく「業務刷新PJ」である理由です。


スモールサクセスから全社展開へ


本プロジェクトは、公募制のプロジェクトとして発足しました。プロジェクトの第1期は、2025年5月まで。2月14日(金)にキックオフを行ったので、およそ3カ月弱のPJとなります。まずは「スモールサクセス(小さな成功体験)」を生み出し、その成果を全社に共有することを第1期の目標に据えています。
もちろん、第1期のみで終わるものではなく、おそらくはプロジェクトという単位では終わらない、全社一丸の取り組みになっていくと考えています。繰り返しになりますが、メドピアはAIファースト企業に転換していきます。本プロジェクトは、この大きな挑戦の大切な一歩となります。


6つのサブプロジェクト


第1期では、6つのサブプロジェクトを設定しています。3か月弱の期間で、各サブプロジェクトがそれぞれアウトカムを出します。各サブプロジェクトはそれぞれ3名のチームからなります。開発をすることを必ずしも前提とせず、既存のAI SaaSの利用も含め、アウトカムを出すことを重視して進めます。ノーコードの生成AIアプリ開発PFとして、Difyの利用基盤を提供しますが、もちろん手法に制限は設けていません。

① 資料作成の自動化

セールス‧CS向けの提案資料の自動生成システム。クライアント情報などを入力すると、既存素材を基に最適な資料ドラフトを自動生成。

② リサーチ業務の自動化

医師員向けリサーチの作成プロセスを生成AIで半自動化。

③ 法務チェックの一次レビュー自動化

契約書のドラフト作成や初期レビューをAIが実施。

④ 目標設定・評価支援の自動化

MBOの目標設定において、AIとの対話を通じてJGに応じた標準的な目標設定をサポート。

⑤ 医師向けコンテンツの自動生成

医師国家試験の予想問題をAIによって自動生成する。

⑥ 問い合わせ対応の自動化

kakariのカスタマーサポートの問い合わせ返信案を自動作成。サポートの一次対応をAIが行い、対応の迅速化と業務負担の軽減を実現。

6つのプロジェクトを情報共有しながら管理



このプロジェクトに込めた想い

公募制で発足した本プロジェクト。応募条件には、通常業務の中から20%の工数を捻出する要件があり、決して軽い気持ちで応募できるプロジェクトではありません。それでも、想定を遥かに超える応募がありました。
単純に生成AIがもたらすこの変化にワクワクしている。こうしたワクワクが、メドピア全体に波及していくこと。これが本プロジェクトに託された想いです。

「AIを活用できる企業」ではなく、「AIを前提に仕事をする企業」へ。
メドピアは、この挑戦を通じて、AIファースト企業へと進化していきます。

続報は、プロジェクトの進行に合わせて発信予定です。
今後の動きにも、ぜひご期待ください!


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