成長を実感する毎日が楽しい|MVPを受賞した若きチームリーダーの成長と新たな挑戦
2022年にメドピアに入社し、現在は、医療機関支援PF(プラットフォーム)事業部 サービス開発部で自身もサーバサイドエンジニアとして開発に携わりながら、リーダーとして活躍する四方さん。この度、社内表彰制度でMVPを受賞をされました。
医療機器のメカニカルエンジニアから転身、「メドピアに入社してから毎日が楽しい!」と語る四方さんが、今回どのような取り組みを行ってきたのか、その間にどのような心境の変化があったのか、迫ります。
自ら実力をつけて挑んだ道。 エンジニア文化が根付くヘルステックの舞台へ
メドピアに入社する前はどのようなお仕事をされていたのですか?
元々は、医療機器のメカニカルエンジニアをしていました。
主にリハビリ機器や物理療法に関する装置、呼吸器などの修理や整備に携わっていました。父親が開業医で母親が看護師という家庭環境だった影響もあり、大学では医療福祉工学という領域で、透析などについて学んでいたことが発端です。
Webエンジニアに転向したきっかけは、メカニカルエンジニア時代にソフトウェアエンジニアと接点を持ったことが大きいです。当時、Web開発に携わるエンジニアとしての可能性に魅力を感じ、プログラミングスクールに通い開発技術の基礎を習得しました。
2021年に前職へ入社し、未経験からコインランドリーのアプリ開発に携わり、Rubyの経験をさらに積みたいという思いが強まりました。
そして、2022年6月にメドピアに転職しました。
メドピアに入社したきっかけを教えてください。
きっかけはスカウトです。実は、2021年の転職時にもメドピアに応募したことがありましたが、その時は落ちてしまったんです。(笑)
メドピアは、開発合宿などに表れているように開発に投資するエンジニア文化が根付いていること、そして医療に真摯に向き合っている会社だという点に魅力を感じていました。
医療×ITというヘルステックカンパニーだったので、これまでの経験が活かせそうだと感じたことも大きな魅力でした。
メドピア入社以降、携わられた業務を教えてください。
メドピア入社当初から医療機関支援PF事業部のサービス開発グループに所属し、サーバーサイドの開発を務めました。その後先輩社員の異動や育休に伴い、案件リーダー(※)を任されることになりました。
現在は、やくばと薬局予約・病院予約の案件リーダーとして、サーバーサイドエンジニア3名とフロントエンドエンジニア2名からなる5名のチームのマネジメントを行っています。
また、やくばと病院予約のリードエンジニアとして、PdMやカスタマーサクセスと連携しながら、ロードマップの策定から設計、実装、テストまでの開発全般を担当しています。チームメンバーへのタスクの割り振りやリリースの調整をしながら、KPI達成に向けた戦略策定やチームの生産性向上を目指したチームビルディングも行っています。
やくばと病院予約をいかにスピーディーに市場に受け入れてもらうか、PMF(※)を達成することを意識し、そのために厳しめのロードマップのもと、開発を推進しています。
▼四方さんが開発に携わった「やくばと病院予約」の病診連携機能について、こちらも参照ください。
逆境のなかでのビジネスパーソンとしての成長がMVP受賞に
今回MVPを受賞されましたが、受賞の瞬間はいかがでしたか?
本当に驚きました!賞をもらえるなんて、思ってもみなかったです。
私自身、全然頭が切れるタイプではないので、とにかくやっては振り返り、その繰り返しをずっとしてきました。自分の中でPDCA(Plan-Do-Check-Act)を回すような感覚ですね。ずっと試行錯誤をしてきたという感じです。
ご自身ではどのようなマインドの変化が、MVP受賞という結果に結びついたと感じていますか?
背景としては事業継続に対するある種の危機感が大きかったと思います。
サービスとしてまだまだ未熟である「やくばと病院予約」が、PMFを達成できるのかどうか、勝負どころにあるという感覚があり、「良いサービスを世に出さなくては」と強く感じていました。
そのうえ開発にまつわる環境としても、顧客からサービスに対する信頼を確固たるものにするべく、機能のリリース期限遵守・安定したシステム稼働が求められ、そのうえ顧客要望が差し込みで多く入るため柔軟にスケジュールを組む必要があるという、難易度の高いものでした。
そんな状況のなかで新たにリーダーとなり、山積みの課題をどう解決していけばいいのか、最初は不安でした。しかし、他のリーダーから情報収集をするうちに、少しずつ「できそうだな」という自信が湧き、不安も薄れていきました。
もともと持っていた「自己効力感」も役立ったかもしれません。自己効力感は開発技術には直接影響するものではないですが、リーダーとして案件を前進させるために自発的にアクションを起こしていくうえでは、自分に勇気を持たせてくれるという意味で重要な要素だと感じています。
実際は、自身のなかで「リーダー」の再定義を行ったことが大きいと思います。その際、リーダーというのは、単に開発だけでなく、サービスリリースまでのプロセスにも責任をもつことだと定義しました。
具体的にはどのような取り組みを進められたのでしょうか?
具体的には、Githubなどの情報管理ツールを用いて、開発チーム内だけでなく、PdMやビジネスサイドも含め、進捗・優先順位・リリースタイミングなどが常にわかるように、情報の透明性を意識しました。
実装時だけでなく、オフィスでのコミュニケーションも重視し、定期的に会話をすることで、PdMの方針を開発チーム内で共有出来たり、ビジネスサイドからの情報をもとに逆にエンジニアから提案をすることに繋がったり、良いコミュニケーションが築けていると感じています。
加えて、チームメンバーに対しては、こまめな1on1を実施することで生産性を低下させる要素を早めに排除するなど心がけ、またそういった会話を通して信頼関係を構築し、チームでの議論が活性化することを意識してきました。
結果として、管轄下での2クォーター間に障害を発生させることなく、当初計画したスケジュール通りにリリースを進めることができました。特にやくばと病院予約の立ち上げ時に顧客と約束したスケジュールを遵守することで、信頼関係の構築に貢献できていたのではないかと自負しています。
今回の成功体験を経て、今どのように感じられていますか?
この経験を通じて、ビジネスパーソンとしての成長を実感しています。リーダーになったことで視野が広がり、ビジネス全体を俯瞰することができるようになりました。
おかげで本当に仕事が楽しいです!あ、正確に言うならメドピアに入ってからはずっと楽しいんですけど。(笑)
周囲のレベルが高く、日々勉強になることがあります。また、私のように自ら手を挙げれば挑戦させてもらえる機会も多く、それに対して、結果も出せば評価もついてくるという点も、モチベーションに繋がっています。
チームメンバーとともに歩むリーダーとしての新たなるステージ
最後にこれからの抱負を教えてください。
これまでチームとして達成してきた成果を、より生産性を高め、良いパフォーマンスを維持するためにどうしたらいいかというチームビルディングに注力したいと考えています。
ビジネス側のKPIにどのように関与していくかも模索しています。直接的な関与は難しいかもしれませんが、追加した機能の効果を定量的に計測したり、質の高いサービスを引き続きリリースしたりしていきたいです。
ここまでの活躍は、四方さんにとっては何が原動力になっているのでしょうか?
以前はエンジニアとしての市場価値を上げることに焦点を当てていた時期もありましたが、リーダーになったことを契機に、それを一度手放したということがありました。
そうではなく、今何を求められていて自分には今何のスキルが足りていないかを素直に見つめなおすことができたことで、成長やモチベーション向上に繋がったと感じています。
リーダーとしては、チームはもちろん会社全体の視点から考えることが重要です。開発チームとしての高いパフォーマンスと良質なサービスリリースを維持するためには、チームメンバーのモチベーション維持も重要なミッションです。
これまで自ら課題を見つけてアクションを起こすことが不足していた点もありますので、チームメンバーとの信頼関係を築きながら、リーダーとして会社に貢献できる強力なチームを創りあげていきたいですね。
四方さんの所属する医療機関支援PF事業部を含む、メドピアのエンジニア組織では、新たな仲間を積極募集中です!
医療やヘルスケアに興味がある方はもちろん、技術で課題を解決したいという方も大歓迎。ぜひ一度カジュアルにお話しましょう!
その他エンジニアの紹介記事はこちら
マガジンをフォローいただくと、メドピアで働く人や制度、働き方のことがより知れる情報をお届けします!
MedPeer Style動画配信中!
#メドピア #MedPeer #ヘルステック #医療DX #企業のnote #エンジニア #サーバーサイド #リードエンジニア #award #社内表彰 #キャリアチェンジ #社員紹介 #EM #エンジニアリングマネジャー #マネジメント #リーダー #採用広報 #技術広報